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2019年10月23日15時09分

デサントがフェンシングのウエアを発表。特徴は『腕の上げやすさ』と『通気性』

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会見に参加した加納虹輝、太田雄貴氏、見延和靖(写真左から)


スポーツウェア専門メーカーのデサントが、フェンシング競技のウエアを発表。国際フェンシング連盟から承認を受けた初の日本製ウエアとなった。

同社は日本代表選手などから聞き取りや動作解析を行い、日本人選手の体型に合うように設計。脇下の部分を縫製せずに1枚の布を使い、腕を上げやすくするなどフェンシングの動きに追随しやすい形状になっている。

加えて、従来の製品は洗濯すると縮みやすいなど品質面での課題があったことから、東洋紡 STCと共同で、強度を保ちつつも縮みにくい国産のオリジナル生地の開発に成功。発表会に登壇した男子エペ世界ランキング1位の見延和靖は、

「フェンシングはマスクまで被ると、剣を持たない方の手しか肌が露出されないので、物凄く暑くなります。しかし、今回の物はとても軽く、通気性も良いので、従来のものよりも涼しく感じますね。また、私はリーチを活かして戦うことが特徴です。今回のウエアは、より腕が伸しやすくなっている設計なので、よりリーチを活かして試合を進められると思います」

これまで日本人選手は、ドイツやフランスなど海外メーカーのウエアを着用し、自らの体形に合うように手直しするなどしていた。しかし、今回日本製のウエアが作られたことで、そのような問題も解消される。
脇下の部分を縫製せずに1枚の布を使うことで腕を上げやすくなるなど、フェンシングの動きに追随しやすい形状になった
デサントジャパン代表取締役社長の小川典利大氏は、

「2013年より、日本フェンシング協会にトレーニングウエアの提供を行ってきました。そのような中で、2020年東京五輪・パラリンピックが近づくにつれて、メイドインジャパンのフェンシングウエアをデサントで作りたいという想いが強くなりました。サンプルを数着作製し選手にテストしていただき、そのフィードバックを受け、改良を幾度も重ね国際フェンシング協会の承認を得ることができました。また、ビジネス面においても国内のみの販売だけではなく、海外も視野に入れていく予定です」

今後は、まず日本代表選手に供給する予定となっており、選手が気にいれば東京五輪で着る可能も出てくる。フェンシング協会会長の太田雄貴氏も“自身を持って良いウエアといえます。きっと多くの代表選手が着用するでしょう”と話した。
国際フェンシング連盟から承認を受けた初の日本製ウエアとなった『デサント』。今後は、日本代表選手に供給する予定
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