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2018年4月18日20時04分

250チームが参加した社会人バレーボールリーグ『FLV』優勝した岡崎建設Owlsのキャプテンに”仕事と競技の両立”について話を聞いた

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高校の教員をしながら、バレーボールを行っている岡崎建設Owlsキャプテンの伊藤さん
社会人バレーボールリーグ『FLV(フォレックスリーグ)』。2018年の頂点を決めるチャンピオンズDivisionの戦いが、2018年4月7、8日東京都渋谷区・国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された。

全国から約250チームが参加し、クラブチームの頂点となったのは『岡崎建設Owls』。決勝で対戦した『NOVO』を2-0のストレートで下し、2年ぶり2回目の優勝に輝いた。

この大会に出場する選手の多くは、普段社会人として仕事をしながら、バレーボールの練習を行っている。大会のレベルも高く、元Vリーガーも参戦する今大会。仕事と競技をどのように両立しているのか。優勝した『岡崎建設Owls』のキャプテン伊藤康宏さんに話を聞いた。

「私や監督が大事にしているのは、仕事を優先することです。チームには、建設会社や新聞社で働いている人もいて、土日も仕事がありますが、休みをもらって試合などに参加する時もあります。私自身も重要な試合の時には、仕事が免除されることもあり、とても感謝しています。職場からすれば、僕たちがバレーボールをしているより、もっと仕事をしてほしいと考えているかもしれません。やはり、好きなことをやらせてもらっているので、まず仕事を頑張ろうと意識しています」
岡崎建設Owlsは、決勝でNOVOを2-0のストレートで下し、2年ぶり2回目の優勝。チームメイトと喜びを分かち合った
伊藤さんは、小学校4年生からバレーボールをはじめ、大学卒業後も岩手県で高校の教員をしながら続けている。練習や試合がある中、仕事にも支障をきたさないようにしなくてはいけない。どのような工夫を行っているのか。

「競技面では、やはり全員が仕事・競技・私生活と大変な中行っているので、お互いを認め合い、練習に参加できない人がいても“仕事頑張れ!”という雰囲気作りは、チーム内でしています。また仕事では、基本的なことですけど、やはり報告・連絡・相談は大切にしていますね。この大会に優勝できたことで、11月に香港で開催予定のアジアクラブバレーボールチームのチャンピオンを決める大会への出場権も獲得しました。そのこともすぐに報告し、急に仕事を抜けないということは普段から行っています」

3月までは職場となっている学校の近くに練習施設があったが、4月から岩手県立大船渡高等学校の定時制で教えることになり、練習施設までは車で2時間と、中々練習に参加することができないという。

「4月からはほとんど練習できず、午前中に走るぐらいしかできていません。でもこれからも頑張らないと、という気持ちです」

仕事をきちんと行いながら、職場の理解や信頼をどう築いてけるか。社会人として競技を続けるために、重要な事ではないだろうか。

取材・文/太田弘樹

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