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2018年2月23日18時36分

日本でマイナーなスポーツ『クリッケット』で地域活性化を目指す栃木県佐野市の展望とは?

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会見には、プロ野球選手からクリケット選手に転身した元西武ライオンズの木村昇吾選手が登場(写真・中央)。国内初となるクリケットのプロ選手を目指し佐野市で練習に励んでいる
2018年夏、クリケットの“聖地”が誕生する。

場所は、佐野ラーメンやアウトレットモールで人気の栃木県佐野市。そこに新たに持ち上がったのが『クリケットタウン佐野創造プロジェクト』。

国内ではマイナーであるクリッケットだが、英国、オーストラリア、インドなど海外では人気の高いスポーツ。2010年、佐野市に日本クリケット協会本部の事務局機能が移転されたことがきっかけになり、PRを強化。そして、2017年度国の地方創生推進交付金事業に採択されたことにより“クリケット”を活用したスポーツによる地方創生を目的としたプロジェクトが本格化した。

現在、旧県立高校跡地を整備しており、日本初となる男子国際規格に準じたクリケット場が、2018年夏に誕生する。佐野市の岡部正英市長は、

「日本では競技人口が3500人程度とまだ少ないですが、佐野市とともにクリッケットの認知度が上がっていってほしいです。また、すでに人気のあるイギリスやインドの地域との連携が、可能になっていくことを期待しています」
日本初となる男子国際規格に準じたクリケット場が、佐野市に誕生する
それに伴い『地域価値創造マネージャー』として、民間人材の登用を実施。合計で285人の応募があり、2次選考まで終了。3月3、4日には3次選考が行われ、その後最終選考会で1人が決定する。

同マネージャーは、2018~2021年度の3年間で、クリケットを活用した誘客や地域と連携したサービス業のビジネスモデルを構築することを担う。

『クリケットのまち』として、国内外から認知されることを目指しながら、その波及効果により地域経済を活性化し、財政支援がなくても市民が楽しみながら自立していける“稼げる”まちづくりを将来的に計画している。

地方創生にスポーツが取り入れられるようになれば、競技人口増加や普及につながる。マイナーな競技が、認知を上げるための面白い施策。今後3年でどのような発展を見せるのか、期待が膨らむ。
※『クリケットタウン佐野創造プロジェクト』の第1弾として、3月17、18日の「華麗(カレー)なる佐野クリケットフェスティバル」が佐野市運動公園陸上競技場で開催。エキシビジョンマッチやクリケット体験ゲーム、南アジア&佐野市のカレーを食べられる内容となっている。
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