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2017年2月24日14時40分

サッカーJリーグが開幕!デジタルマーケティングの改革により今季からリーグ自身が製作を手掛けることに、そのメリットとは?

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2017年2月25日、サッカーJリーグが開幕。横浜F・マリノス対浦和レッズを皮切りに、熱い戦いがいよいよスタートする。

やはり、今季一番の改革となったのは『デジタルマーケティング』の部分。Jリーグは、映像配信サービスの「DAZN(ダ・ゾーン)」と、10年間で約2100億円という大型契約を締結。インターネットで、J1、J2、J3全試合の中継を行う。

放映権がDAZNに切り替わったことで、Jリーグは莫大な金額を得ることになった。もちろん、各クラブへの配分金も増加し、積極的な投資など経営戦略が問われる環境が作られる。村井満チェアマンは、

「デジタルマーケティングにおいて、1年前にはダ・ゾーンのダの字も無かった。しかし、今は私たちの頼もしいパートナーです。デジタル戦略の改革は、ピッチの戦いだけでなく、クラブの経営上の戦いにも競争をもたらしてくれるはずです」

と急速に新たな事業が決定したことを明かした。
様々なコンテンツを多く持つことが強みになる
トライ&エラーを繰り返しながら新規ファンの獲得を目指すダ・ゾーンのジェームズ・ラシュトンCEO
2月13日に行われた「2017 Jリーグ キックオフカンファレンス」では、ダ・ゾーンのジェームズ・ラシュトンCEOとJリーグの中西大介専務理事が対談を行った。中西氏は、

「Jリーグの現在価値からすると、相当高い評価をしていただいた。長期的にこれだけの額で支援いただくというのは、日本のスポーツ界にとっても初めてのことだと思います。そして、Jリーグの魅力を伝えられるのは、Jリーグという指摘をラシュトン氏から受け、今季からはダ・ゾーンに協力を得ながら、製作・著作をリーグ自身が手掛けることになりました。今回、テレビからインターネットにシフトすることにより、デジタルに関する新しい実験が多く行われることになります。VR(バーチャルリアリティ)の実験も、すぐそこまで来ている」

昨季までの中継は、映像の制作および著作権をスカパー!が持つ形だったが、今季からはJリーグがこれを行うことになる。リーグ側が、製作を行うことで、どのようなメリットがあるのだろうか。ラシュトン氏は、

「コンテンツの著作権をしっかり保持しながら、様々なコンテンツを持つことで、SNSや公式チャンネルで、多くの情報を配信できるようになることは、とても大きなメリットになります。また、コンテンツがより多いことで様々なことにトライしていけます。上手くいくものがあれば、上手くいかないものあるはず、それを見極めながら、コンテンツを作成し、ファンをさらに増やしていきたい」
今季よりJリーグ自身が製作を行うことに。中西大介専務理事はVRの導入も考えている
リーグ側が製作を担うことで、映像使用に自由度が増すことになる。中西氏は、主に試合が行われる週末だけではなく、月~金という試合の無い日もリーグの楽しみを伝えられるようなコンテンツを作ることを明言している。

発足25年目となる年に、新たな転換期を迎えたJリーグ。約1000万人といわれる既存ファン、さらには新規ファンに向け、どのようなコンテンツを提供していけるか。サッカー観戦の新たなスタイルが確立されようとしている。
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