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2016年8月26日15時59分

バレーボールPFUブルーキャッツのコーチとなった加藤陽一氏に就任を決めた理由を聞いた

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2014年5月に現役を引退した加藤陽一氏、同年9月に久光製薬スプリングスのコーチに就任し、15年度に天皇杯、V・プレミアリーグの優勝を経験。約2年間を過ごした同チームを16年6月に退部した。

新天地として選んだのは『PFUブルーキャッツ』。8月1日付けでコーチに就任。決め手は何だったのだろうか、加藤氏に聞いた。

「V・チャレンジリーグで苦労してきて、念願のV・プレミアリーグ昇格を果たしました。チームが勢いにのっています、そのエネルギーの中に自身も入りたいと思いました。そして、監督が寺廻太さんであったことも理由の一つです。選手時代、色々なことを教えていただき、チームでも輝かせてもらいました。人間性、もちろん男女を通じて指導者として苦労されている経験もありますので、指導してもらいたいという気持ちが強くありました。私自身、すごくプラスになると思います、また自分がやってきたことを上手くチームに還元していきたいです」

久光製薬で2年間コーチを務めた加藤氏。選手からコーチへ転身した中で、葛藤もあったという。

「“選手の時に自身が出来ていたことを言葉できちんと伝えていく”それが一番難しかったですね。選手の立場として若い選手に教えるのではなく、指導者としての教え方をしなくてはいけません。相手の動きや映像を見ながら選手に説明しないといけない。しかし、選手もそれぞれ考え方が違いますし、コーチの意見を一方的に押し付けてもダメです。その辺の葛藤は、ありましたね」
現役を終えコーチの道に進んだ加藤氏。当初は葛藤もあったという
経験を活かし、PFUではどのような指導をしていくのだろうか。

「やはり、選手主体のチーム作りができればと思っています。チームとしての方向性を決めていかなくてはいけませんが、何をやりたいのか、何を考えて練習や試合に臨むのか、それを考えられる選手を育てていきたいですね。ただ単に、スタッフの言う事だったり、ほかの人の考えをそのまま行うのではなく、選手同士がコミュニケーションをとっていけるような環境つくりをしたいと思っています。今季はチームの目標として、まずファイナル6進出です。もちろん、出来ることできないことを1つずつクリアしていきながら、さらに上位に食い込んでいければと思っています」

新たな挑戦に向かう加藤氏。寺廻監督とともにさらなるチームの強化を目指していく。

取材・文/太田弘樹
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