Home > ニュース > 自分にあった仕事をしながら、競技も続ける! ビースタイル×スフィーダ世田谷が取り組む仕事×スポーツのあり方【後編】

2016年8月4日14時15分

自分にあった仕事をしながら、競技も続ける! ビースタイル×スフィーダ世田谷が取り組む仕事×スポーツのあり方【後編】

  • LINEで送る
3年目を迎えた、人材サービス企業:株式会社ビースタイルとスフィーダ世田谷FCの就業支援。ベテラン選手の増加・観客数の増加・企業からの評判など選手にとってもチームにとっても採用する企業にとってもメリットの大きいこのプロジェクト。成功のきっかけは、人格に重きを置くチームの姿勢にも見られた。 前編は こちらから
サッカーのスキルだけでなく、社会人としてのスキルも向上へ
都内のチームというだけでなく、多くの理由からパートナーシップを組むこととなったビースタイルとスフィーダ世田谷FC。お互いのスタンスが合致したポイントはどこだったのだろうか

「地域性だけでなく、ユースの頃から所属している選手もおり、一貫した育成方針を持って選手とチームとの信頼関係ができているというのも、スフィーダ世田谷FCと組んだ理由のひとつです。社会人としての基礎や礼儀がない限り、競技選手としても大成しないというチームのスタンスがあるので、自信を持って選手をご紹介できるんです。選手の持ち味と企業様からの期待がずれてしまうのは一番避けたいことで、この取り組みがスタートした当初から、ビースタイルとしては選手の育成を大切にしているチームと組むことが安心して支援を行うために重要でした。選手の育成方針に一貫性が無く、定着しないチーム、入れ替わりの激しいチームであると、雇用した企業側からも選手やチームに愛着を持ってもらいづらくなってしまいます。長期的に選手を育て、かつ教育方針にも共感できるかどうかが重要でした。チームが所属するアスリートに対して、どういうアスリートであることを求めているのかが明確になっていることが、就業支援を行う上でとても大事なことです」(宇佐美さん)
ハウスプラス確認検査株式会社/須田綾香さん・橘木友理恵さん
「チームとして、人間性を一番大切にしています。競技能力が高いことはもちろん大事ですが、チームに所属し、活躍していくために競技力が高いのは当たり前のことであり、人間性が競技には必ず結びついています。例えば、チームが負けそうなときに、どう自分をマネージメントしていくか。そしてチームをどうマネージメントし、ピッチの中で苦しさに立ち向かっていけるのか。そういった能力は人間性がある選手にしか発揮できません。苦しいとき、自分が点を取りたいから、自分が活躍したいから……と自分だけを要求するようになると、勝敗を分ける重要な局面のプレイに必ず悪影響が出てしまいます。どんな人間性の選手たちが集まっているかが、結果に大きく影響してしまうのがサッカーという競技です。スフィーダ世田谷FCには小学生から高校生まで年代別にカテゴリーがありますが、どの年代にもわがままな選手はいます。幼い頃は繰り返し教えていけばいい。しかし、大人になるにつれて自分を変えることができなくなっていくのも事実です。わがままな選手はいつかどこかで壁にぶつかってしまう。その壁を乗り越える人間性を身につけてもらうのも、チームとしての役割だと思っています」(楠本さん)
アスリートとして、社会人としてどうあってほしいかの目線をずらさないことが大切
「もしも、僕らのようなアスリート支援の形に興味を持っていただいたのであれば、選手の育成やアスリートとしてどういう人間に育てていくのかという競技者・チーム側のスタンスと、就業支援を行う上で自社として企業に紹介したい人のスタンスが合致するかどうかが一番大切なポイントになってくると思います。こういう選手・こういう社会人に育てていくための取り組みだという目線を揃えていくことによって、アスリートの中長期的なキャリアビジョンを一緒に考え、競技とビジネスを通じて一人のタレントを育てていくような可能性の広がりも感じています」(宇佐美さん)

取材を進めていく中で、ビースタイルとスフィーダ世田谷FCの強い信頼関係を感じる瞬間があった。競技を続ける上で、切っても切れない怪我の問題。入院や手術など大きな怪我が起きると、必然的に仕事にも影響が出ることになる。スフィーダ世田谷FC楠本さんは、選手が怪我をした瞬間に、チームのことはもちろん、就業先に対する申し訳ない気持ちを感じるという。そのひと事を聞いた株式会社ビースタイル松崎さんは、即座に「それはうちの仕事ですから大丈夫ですよ!」と発したのだ。企業に迷惑をかけないようにする体制を作るのは、ビースタイルの仕事です。と語ってくれた松崎さん。人間性の高い選手だからこそ築き上げることができる職場との信頼関係。そして、その信頼関係があるからこそ実現する、不測の事態への対応。選手個人のためだけでなく、スポーツとキャリアの実現はこれからのスポーツ界にとっての明るい未来を大きく感じさせてくれた。

スフィーダ世田谷FC オフィシャルサイト

株式会社ビースタイル オフィシャルサイト

取材・文/bowl company
  • LINEで送る
  • sports japan GATHER キャリア支援サービス