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2016年6月10日12時00分

オリンピックのワールドワイドパートナーとして ブリヂストンが目指す企業戦略とは?

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タイヤメーカーのブリヂストンが、オリンピックパートナーシップに関する発表会を開催した。

同社は、2014年6月に国際オリンピック委員会(IOC)と2020東京オリンピックを含む2024年まで「ワールドワイドオリンピックパートナー契約」を結び、契約期間中の夏季・冬季大会をすべてカバーする。この期間中はタイヤ、自転車(電動・モーターアシストのぞく)、化工品(免震ゴム類)に大会ロゴなどが使用可能となっている。

会見に出席した執行役副社長 BIOC副会長の西山麻比古氏は、

「当社は、タイヤビジネス誌による世界のタイヤ市場シェア(14年)でもグローバルシェアナンバー1を獲得しており、世界でナンバー1のタイヤメーカーになっています。オリンピックは認知度が非常に高く、真のグローバル企業を目指すうえで最高の場だととらえています。世界のすべてのステークホルダーにオリンピックを通じて発信し、事業活動を通じて社会に貢献することを目指していきたい」

という思いから、IOCと10年間という大型契約を行った。
執行役副社長の西山氏は真のグローバル企業を目指したいと力強く話した
さらに、執行役員グローバルブランド戦略・モータースポーツ担当の鈴木通弘氏が、ブランディングにおけるオリンピックスポンサー権利活用について説明した。

「国内外のゴルフ、アメリカン・フットボール(NHL)、自転車、モータースポーツなどを、コミュニケーションプラットフォーム(※企業の情報を統合し企業活動が戦略的に展開できる基盤となる)の場としてきました。やはり、様々なイベントを通じて、ブランドの露出あるいはホスピタリティも含めて、マーケティングやサポートというものは、日本だけではなく全世界で培ってきたものがあります。今回、オリンピックのプラットフォームを手にしたことで、その可能性がさらに広がっています。過去の実績をもとに、オリンピックではさらに我が社のブランド発展・拡大させていけるようにしたいです」

具体的には、『TVCF』『新聞・雑誌広告』『デジタル』『開催地での広告/ホスピタリティブース』という4つを中心にブランディング強化を図っていく。
20年東京にむけて 地域密着型のイベントを進める
ゲストとして参加したスポーツキャスターの荻原次晴さんは「日本の企業であるブリヂストンが、オリンピックのスポンサーになっているとうことは日本人選手の力になってくれると思います。とても喜ばしいことです」と話した
また、2020年東京オリンピックに向けた活動テーマを「一人ひとりを支える2020 そして、あなたと、つぎの景色へ」に決定。具体的には交通安全活動などを行なうほか、地域の1人1人を支える活動として、工場や販売拠点等でのイベント、クルマや自転車に関する安全啓発イベントを地域に根差した形で実施していく。

中でも日本オリンピック委員会(JOC)との共催で行なわれる地域活性イベント「ブリヂストン×オリンピック a GO GO!」は、工場、販社、販売店とともに各地域に住む人たちと一緒にオリンピックムーブメントを推進するというもので、同社の創業の地である久留米工場で7月3日に開催される。

オリンピック出場選手の荻原次晴さん(スキーノルディック複合)、杉本美香さん(柔道)、宮下純一さん(競泳)らが参加し、老若男女問わず“オリンピアン”と一緒に楽しめる運動能力向上プログラムや、ステージイベントを実施。同イベントは、20年に向けて全国各地を巡り、継続的に行っていく。
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