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2016年3月17日15時30分

12人に1人の可能性、乳がんを早期発見する「レモンプロジェクト」って?

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生涯において、日本人女性の12人に1人が患うと言われる乳がん、2013年には乳がんによる死亡者は1万3000人を超えた。1980年と比較すると約3倍にもなる乳がんは、決して他人事ではない病気のひとつ。

病院での検査はもちろんのこと、定期的に行うセルフチェックによる早期発見は何よりも大切。今日は、乳がんの発見のために覚えておきたい、わかりやすいセルフチェック方法を紹介。

自分の体のことを一番わかっているのは自分自身、だけど定期的にチェックを行わないと、早い段階で異常を見つけることはできない。まずは毎月の自己検診をしっかりと行おう。そして、簡単でも良いのでメモなどをとることも重要なポイントに。

自己検診を行うのに最適な時期は、生理終了後。乳房の緊張や腫れがないときが最適と言われている。生理が不規則だったり、閉経後の場合は毎月同じ日にセルフチェックを。
乳がんセルフチェック3ステップ
1. 鏡の前で、乳房に赤み・腫れはないか、乳首から分泌物はないかを目チェック

2. お風呂やシャワーで体を洗う時に、左手の人差し指、中指、薬指の3本の指腹を使って、右の乳房に固まりやしこりがないかどうか調べます。つままずに行う

3. まんべんなく調べてその感触を記憶。指先の動かし方は下記も参照に
• 胸の外側から始め、乳首に向かってスパイラルに
• 肩のすぐ下から脇の方までくまなく上下に
• 乳首から外に向かって放射状に

4. あおむけに寝て右肩の下に枕を入れ、右手は頭の下に置いた状態で調べるとより確実
レモンで覚える。見逃せない、乳がん12のサイン
セルフチェックを行っても、通常・異常の区別はなかなか難しいもの。見た目の症状や感触など、なかなか知らない乳がんのことをわかりやすくしめしたのがレモンで表現された「レモンプロジェクト」。乳房の中のしこりがなければ大丈夫なはず、と思い込んでいませんか? 12のサインを発見し、症状が改善しない場合は必ず医師に相談を!

1皮膚の硬化
2乳房のくぼみ
3皮膚のただれ
4赤み・ほてり
5乳頭からの分泌
6表面の凹凸
7突出したしこり
8静脈の怒張
9乳頭の牽引
10左右でサイズが変わる
11皮膚の色に変化がでる
12乳房内のしこり
レモンの種の感触には要注意!
しっかり自己検診するために、乳房の構造や感触、乳がんのしこりの感触イメージも覚えておいて。左のレモンは乳房の組織構造を表現。

乳房の大部分は脂肪と結合組織でできていて、その中に乳管、乳管の先っぽの肋骨に付近に乳腺小葉、乳頭の近くに乳管洞、リンパ節がある。自分の胸をさわってチェックしてみると、乳腺小葉は柔らかいグリーンピース、リンパ節は柔らかいお豆のような感触が。がんの可能性が高いしこりの感触は右のレモンを参照。乳腺小葉やリンパ節とは違って、がんのしこりは固く、レモンの種のような感触で、乳腺小葉やリンパ節とは異なり動かないことが多い。

月に1度の乳房の自己検診で、自分の胸の「普通」を知ることはとても大切。乳がんのサインに気をつけながら、レモンのイメージを忘れずに自己検診を行おう。

取材協力/ラン・フォー・ザ・キュア・ファンデーション
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