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2015年11月2日08時00分

室伏広治氏や根木慎志氏らが参加した『国際アスリートフォーラム』若者・支える人の両方にスポーツの価値を提言

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国際アスリートフォーラム写真5
10月初旬「国際アスリートフォーラム for 2020」が、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構により、2日間行われた。

初日は、スポーツを未来につなげるリーダーよりパネルディスカッションが行われた。ディスカッションでは、クラウディア・ボーケル氏(国際オリンピック委員会アスリート委員長)や河合純一氏(一般社団法人日本パラリンピアンズ協会会長)、アイリッシュ・マコールガン(陸上・中距離選手)らが参加。クリーンなアスリート、そしてクリーンなスポーツのために、東京が2020年に向けてどのようにしていくのかを世界に向けて発信した。
国際アスリートフォーラム写真2
初日パネルディスカッションの様子
現役の陸上選手として活躍しているマコールガンは、

「私の母は1991年東京で行われた世界陸上に選手として参加していました。幸運なことに母がアスリートであったことから、不正はできるが自分を偽ることになると教わってきました。小さいころはドーピングのことは全く考えていませんでしたが、現在は全てがクリーンでハッピーということはありません。クリーンに競技を行っているということを見せていくことが必要です」

と自身も選手として、継続してクリーンな競技活動を続けていくことが大切だと話した。
陸上・中距離選手として活躍しているマコールガン
競技をよりクリーンなものにしていきたいと話した
スポーツの楽しさを改めて知る機会
スポーツの価値を考えてグループごとに発表
思い思いの感想を書いた
2日目は、日本のユース世代のアスリート100人以上が参加。
相撲をヒントに室伏広治氏が考案した、どんな人も一緒に楽しめ、自由な発想でルールを決めることができる新スポーツ「New MO!(ニューモ)」 を体験。ルールを作るアクティビティから感じたスポーツの価値をグループで楽しみながら考えた。

健常者・障害者と同じフィールドで楽しむことのできる「New MO!」を体験した一般社団法人日本パラリンピアンズ協会副会長の根木慎志氏は、

「子供のときは、柔道やサッカーなど色々なスポーツを行っていました。しかし、18歳のときに交通事故で車いす生活になり、大好きなスポーツができなくなってしまうと感じ、とてもショックを受けました。そんなときに車椅子バスケットボールのことを知り、それにのめり込みパラリンピアンになることができました。今回の新たなスポーツと同じで、車椅子バスケも最初に作った人がいる、その中でルールがどんどん出来上がってきたと思うと、スポーツの力って本当にすごいよなって感じました」

国際アスリートフォーラム写真6
スポーツの力を改めて感じた根木氏
1日目はフォーラム、そして2日目は若いアスリートを対象にして行えたことで、スポーツを支える人と将来のアスリート両方にスポーツの価値を伝えられた。東京2020オリンピック・パラリンピックを日本全国で盛り上げていくためにも、このような取り組みをモデルケースとして様々な地域で『スポーツの力』を発信していくべきだろう。
国際アスリートフォーラム写真1
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