Home > 特集・連載 > 知りたい!就きたい!スポーツの仕事現場
スポーツマネジメント 山崎隆士

2015年1月1日10時00分

知りたい!就きたい!スポーツの仕事現場
スポーツマネジメント 山崎隆士

  • LINEで送る
マネジメント業はコミュニケーション能力が必須!
知りたい!就きたい! スポーツの仕事現場、直撃取材
知りたい!就きたい! スポーツの仕事現場、直撃取材
2020東京五輪に向け「スポーツ業界で働きたい!」と思っている学生や転職を希望している人が多くなる中、どんな職種があるの?どんなスキルが必要なのか?など分からないことが数あり、仕事の実際を知ることが意思決定には重要となる。そこで、スポーツを仕事としている人にインタビューし、仕事の“あれこれ”を聞いた。
~2回目~
スポーツマネジメント会社
株式会社スポーツビズ 第1スポーツ事業部 山崎隆士(やまざき・たかし)さん

年齢 32歳
職業歴 11か月

仕事内容
・企業やテレビ局などに選手を売り込む営業
・スポンサー契約、出演料などの予算管理
・選手の試合や仕事先に同行

転職のきっかけはロンドンオリンピック
近年“スポーツマネジメント”という言葉を聞くことが多くなったが、一体スポーツ選手のマネジメントをしている会社って具体的にはどんな仕事をしているの? と疑問に思っている人もいるはず。そこで、今回は元女子モーグル日本代表上村愛子や女子バレーボール木村沙織などと契約をしているスポーツ界のリーディングカンパニー『スポーツビズ』に勤める山崎隆士さんに話を聞いた。

山崎さんは、大学卒業後、金融会社に就職。その2年後、芸能人が所属するマネジメント会社に転職、そこで約7年を過ごし、昨年の3月にスポーツビズに入社した。

「前職で、2012年ロンドンオリンピックに同行したことがあったんです。そこで開会式を見て、とても感動しました。そのオリンピックが、2020年には東京で行わる、それに携われる仕事がしたいと思ったんです」

そう考えていた時に、スポーツビズが求人募集をしていた。

「自身が経験してきたマネジメントの能力を活かせるのではないかと思い入社を希望しました。他にもスポーツ選手が所属しているマネジメント会社がありますが、やはりスポーツ選手のみが所属しているというところに惹かれました」

またマネジメント事業だけではなく、コンテンツ事業も行っており、そこにも興味があった。そして、新人教育・昇進管理など、人事評価制度がしっかりしているという点も入社の決め手になったという。

スポーツビズでは、オリンピック選手を担当している『第1スポーツ事業部』、ゴルフやサッカーなどプロ選手を担当する『第2スポーツ事業部』、この2つの事業部は選手のマネジメントを担当。そして、唯一選手をマネジメントしていない『第3スポーツ事業部』があり、そこでコンテンツ事業を行っている。
3人のアスリートを担当
テレビ局など忙しく動き回る
山崎さんは、現在『第1スポーツ事業部』に所属しており、3人のアスリートを担当している。

「3人とも現役を引退し、現在は文化人としてテレビやラジオ、講演会などの仕事を主にしています。仕事内容は、テレビ局や講演会などを主催する企業に、アスリートの売り込みをします。仕事が決定すれば、スケジュールの確認や出演料交渉などの予算管理、その後衣装や台本のチェックをし、本番までに滞りがないような体制を作っていきます。会社にいる時間よりも外での仕事の方が多いですね」

また現役アスリートの場合は、種目によっても異なるが、スポンサーとの契約交渉、選手のイメージ管理、テレビや雑誌などマスコミ対応を行っている。
先日テレビ東京で放送されていた 『スノーボード&フリースタイルスキー世界選手権』 の仕事現場に同行
先日テレビ東京で放送されていた 『スノーボード&フリースタイルスキー世界選手権』 の仕事現場に同行
トップアスリートを支える仕事、楽しい点・苦労している点は一体どのようなところなのだろう。

「まず楽しい点は、普通の仕事をしているよりも圧倒的にお会いする人の数が多いところです。本当に、いろいろな分野の人にお会いします。また番組など、1つの仕事をやり通したときの達成感はとてもあります。逆に苦労している点は、五輪メダリストや世界でトップまで上り詰めているトップアスリートが所属しており、その人たちと対等に話をしなくてはいけないところです。自身の知識を常に上げていく必要があります。そして、アスリートの意思、仕事先の意向、自分の意見、三者の思いをまとめて上手く仕事をしていくことが難しいところです」

最後に、この仕事に就くためにはどのような経験やスキルが必要なのか

「担当アスリート、営業先、番組関係者など携わるのは全員『人』なので、1番必要なスキルはコミュニケーション能力だと思います。そして、スケジュールや予算などをきちんと管理する能力も必須です。あとは、『誰かのために何かをしてあげたいと思う強い気持ちを持つ人』が向いています。担当アスリートの生活を支えなければいけない立場で、毎月・毎年の収入を管理しています。それは、すごく責任が重い仕事です」

※データは2015年10月1日時点
社内にいるときは、スケジュールの確認や予算の管理をしている
社内にいるときは、スケジュールの確認や予算の管理をしている
株式会社スポーツビズ
住所:東京都中央区銀座7-10-6 アスク銀座ビル5階(本社)
   大阪府大阪市北区曽根崎新地2-6-30 エム・タナカ梅田ビル8階(関西支局)
電話:03-5537-8460(本社)、06-6450-0755(支局)
ホームページ:スポーツビズ
  • LINEで送る
  • sports japan GATHER クラウドファンディング