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2018年6月22日17時58分

大手総合情報サービス会社『ブルームバーグ』。600人以上の企業社員が丸の内を駆け抜けたイベント「ブルームバーグ スクエア・マイル・リレー 東京」のオフィシャルスポンサーになった理由とは?

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ブルームバーグ エル・ピー在日代表の石橋邦裕氏に話を聞いた
2018年5月17日 、東京・丸の内仲通りにて『ブルームバーグ スクエア・マイル・リレー』が開催された。

社員間の結束力を高めるためのチームビルディングや社員に健康的なライフスタイルを推奨する機会を提供する場として、2007年からロンドンやドバイ、ニューヨークなど、世界11都市で行われている企業対抗のランイベント。

日本では、昨年初めて開催され、55チーム500人以上が参加。2回目となる今年はそれを上回る61チーム600人以上が参加した。

昨今、マラソンをはじめとするランイベントは盛り上がりを見せているが、本イベントは、 企業単位で参加する“企業対抗”のリレー形式。走る場所は“丸の内”そして 1チームの参加費が17.5万円と、敷居の高そうなイベントのように思える。では、なぜ多くの企業が参加するのだろうか? オフィシャルスポンサーであるブルームバーグ エル・ピー在日代表の石橋邦裕氏に話を聞いた。

「日本での開催はまだ2回目ですが、既に世界各国では企業対抗のユニークなランイベントとして、非常に人気が高まっていました。我々の顧客はグローバル企業が多く、ロンドンやシンガポールなど海外のレースに参加している企業で、日本支社があるところは既に本イベントのことが話題になっていました。そのため、参加いただいた多くの企業が、日本で開催されることを心待ちにしていてくださったという背景があります。

それに加えて、昨年の開催以来、丸の内にオフィスを構える企業からも、多数問い合わせがありました。普段はビジネスマンが行き交う落ち着いた雰囲気の丸の内が、多くの参加者の皆様たちの熱気で溢れ、その中を真剣に駆け抜けていく光景を見て、このイベントの魅力を感じていただけたようです。“社内でのコミュニケーション促進”を目的に参加いただいている企業の皆様は非常に多いと思います」
今年で2回目となる本イベント。昨年を上回る61チーム600人以上が参加し、丸の内を駆け抜けた
ブルームバーグは、世界の資本市場の透明性を高めることを目的に、金融、テクノロジー、経済、ビジネスに特化した情報を提供している外資系企業。一見、スポーツイベントを行う理由は見当たらないが、石橋氏はこう話す。

「様々な国籍、性別、年齢の方々が一緒になって楽しみを共有するということは、ビジネスを成功させるうえでも非常に重要だと考えています。2007年にロンドンで初開催された本イベントですが、人材の多様性とそれを尊重する企業文化がビジネスの拡大に寄与するという考え方を、誰もが楽しめる“スポーツ” を通じて体験してもらうことで、我々の顧客である金融業界や事業会社の方とのコミュニティを強化するという狙いがありました。

今では11都市で開催され、年々規模が拡大していることからも”スポーツイベントを開催する意義が伝わっているのではないか”と思っています。スポーツもビジネスも真剣にやるから面白いし、真剣にやればやるほど、企業としても成長していける。そんな精神をこのイベントに参加することで、感じていただけたら嬉しいです」
また、単なるランニングイベントにとどまらず、各都市の社会的課題の解決を目的とした取り組み「エクストラ・マイル」を実施し、スポーツを通じた社会貢献の機会を参加者に提供しているのも、多くの企業から支持を得ている理由だという。

「日本では、一般財団法人「United Sports Foundation」、スポーツ振興団体「Coaches Across Continents」の協力のもと『自然災害被害者への支援』『社会がより平等であるための支援』『女性のエンパワーメントのための支援』の3つの中から選出されたテーマをもとに、課題解決に向けた様々なプロジェクトを継続的に実施。投票の結果、東京では『女性のエンパワーメントのための支援』をテーマとしたプロジェクトに決定しました。

多くの参加企業に共感いただき、イベント参加費から2万5000ドル(約270万円)が、本プロジェクトに寄付されます。ブルームバーグ創業者であるマイケル・ブルームバーグは、弊社の収益のほとんどを彼が立ち上げた財団に寄付し、社会貢献活動に尽力しています。彼の信念は、社会貢献を促進する弊社の企業文化として根付き、ビジネスをさせていただいている地域社会に貢献させていただくことは、我々にとって自然なことなんです」

参加者の意見を反映し、より面白く進化させていきたいと話す石橋氏。将来的には、100チーム1000人規模のイベントを目指す。来年以降も、丸の内で熱いレースが繰り広げられるのが楽しみだ。

取材・文/太田弘樹
(プロフィール)
石橋邦裕(いしばし・くにひろ)
2000年端末営業としてブルームバーグに入社。主に外資系金融機関を担当。2005年にデータライセンス営業としてブルームバーグ公社債基準価格(BBYF)を日本市場に浸透させる。 2006年営業マネージャーとして、日本市場に対応した製品開発、市場開拓、人材育成、顧客サービスなどあらゆる面で日本独自のビジネス戦略を実行。 2009年ロンドンオフィス営業マネージャーとして英国全域のビジネスを担当。2011年より日本アナリティクスマネージャー、2012年アジア地域アナリティクスマネージャーを歴任し、営業統括マネージャーとして日本全域の営業推進を担当する。 2012年8月より東京オフィスの責任者として在日代表を務めている。アジア太平洋地域のダイバーシティ&インクルージョン・エグゼクティブ・スポンサーとして職場における多様性向上にも積極的に取り組んでいる。HP:ブルームバーグ
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