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2017年8月18日16時50分

女性アスリートが大変身! 亜耶バネッサの実践メイクレッスン!Vol.0

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亜耶バネッサさんの新連載がスタート!
アスリートとして、トータルビューティーアドバイザーとして、そして女性として。 これまでの連載「キャリアアップ・結婚・出産・子育て体験記」では、これまでの生き方やスポーツとの向き合い方などを語ってきた亜耶バネッサさん。そんな彼女の新しい連載「実践メイクレッスン!」がスタート。今回はその「Vol.0」として、メイクレッスンがスタートするにあたり、アスリートだけでなく女性にとってメイクがもたらしてくれる、心の充足感、高揚感、そしてメイクの必要性などについてお話しを伺いました。
すごく漠然としている質問ですが「メイクって何ですか?」
難しい質問ですね…笑。その答えかどうかは別として、まず女性アスリートに限らず、女性の方全てにメイクを通して知って欲しいことがあります。それは「まず、今の自分自身の事をじっくりと知る」ということ。自分を充分理解した上で、いろいろな知識を得れば得るほど、選択肢を増やすことが出来ますし、その中から自分にあったベストチョイスを見つける事が出来るようになります。

だから、ひょっとすると究極は「私はメイクしなくても良い」という結論の方もいるかもしれません。メイクって強要されるものではなく「するorしない」は、自分で決めて良いはずです。

そもそも『メイク』に正解は無く「今の自分の心とマッチしている」とか「自分がどうなりたい」とか、各々のTPOや価値観があって。ちゃんと自分自身の理由があるからこそ「今日は気合いが入るメイクをしている」とか「あえてスッピンなんです」って宣言できるし、それによって自信を持つことにも繋がります。

逆に理由を持たない状態のままだと「周囲がメイクしてるのに私だけしてない…ヤバイかも」って不安になっちゃう。アスリートの方達ってスポーツに自信があっても“美”という意味では、自信がない人が多いかなって思ったりすることがあります。色黒だったり、シミやそばかすなど、お肌のことやアスリート故の筋肉質な体型など、コンプレックスを抱えていたりして。そんなアスリートの方が突然の記者会見や取材で、普段はメイクもあまりしたことないのに、いきなり「メイクしてきてください」ってなったら「えーっ!?」ってなっちゃいますよね。

だから『こういう時には、こういうメイクをする』という、ちょっとした知識があるだけで、多くの選択肢を持つことができるんです。そして、その準備が出来ていると、心に余裕が生まれ笑顔にもなるし、女性として輝きます。
メイクがアスリートのメンタルを左右する!?
アスリートに限っていうと「試合の時にメイクは必要なの?」という質問はその人のモチベーション次第。気分や士気を高めてくれるなら「必要」だし、きっと良い結果が得られるはずです。逆に面倒くさいなぁ、気合が乗らないなぁということなら「不必要」。

男性のサッカー選手などを見ていると、髪の毛をバッチリセットしている方もいれば、あまり気にしていない方がいることに気付くと思います。これと同じことが女性アスリートのメイクにもいえるんだと思います。

もちろんフィギュアスケートやシンクロナイズドスイミングなど、芸術性が審査対象になるような採点競技にはメイクは不可欠。審査員にとって目から入ってくる情報は、重要なポイントです。例えばフィギュアスケートでは、華やかで優美な衣装、髪の束ね方、毛先の動きから出る躍動感、目元がぱっちり自信に満ちたヘアメイク、上から下までその全てが調和された状態で「素敵」ってなるんです。

だからといって、他のスポーツには全く必要ないということではないんです。自身の気分のプラス、マイナスに作用するというだけでなく、相手(敵やライバル)に対してもメイクの効果はあると思います。

例えば、アイメイクをしっかり目ヂカラをアップさせることで「気合入りまくり!絶対勝つ!」と睨んでいるかのように相手を威嚇するのも戦略の一つ。レスリングの選手などは、髪の毛をただ束ねるだけじゃなくて、編み込むことで「この人強そうだな」って印象を与えていますよね。

メイクを競技の中に取り込んで行くということは、いかにメンタル的に自分を鼓舞し、相手より優位に立つかということだと思います。
オンとオフの切り替えにはメイクの活用を!
オフの時こそメイクで気持ちをリセットしてほしいと話すバネッサさん
いつも気が張っている女性アスリートには、オフの時こそメイクで気持ちをリセットしてほしいです。

バッチリメイクまではいかなくても、眉を整えてみたり、まつ毛をちょっと持ち上げてみたり、口紅を塗ってみたり。「いつもの自分とちょっと違う!キレイ!」と思うだけで、自信が持てます。それがきっかけで、いろんな人とコミュニケーションを取りたくなったりすれば、周りの人の反応もドンドン変わってきて、人間関係がグッと良くなるはずです。きっと競技中にも良い影響をもたらすと思います。

ただ、オフの時にどのようにメイクしたら良いかわからないという人も多いのかと思います。そんな方たちにこれからちょっとずつでも、メイクの楽しさ、自分がキレイになっていく嬉しさを伝えていきたいです。

最近の女性アスリートの方は以前に比べると「見られている」という意識を持つ方が増えたように思います。競技や選手が注目され始めると、どんどんキレイになっていきます。キレイなることで、さらに「注目されているんだから、もっと良い結果を出したい!」という良いプレッシャーをかけて「もっと頑張る!」という好循環が生まれているんだと感じます。

ファンの方もやっぱりキレイで素敵なアスリートを応援したくなるじゃありませんか。「純粋にそのスポーツが好き」とか「昔、同じ競技をやっていたから」という理由だけでは決して無いと思います。

素敵なアスリートが増えるということはファンを増やし、その競技の人口も増加させることに繋がるはずです。マイナーなスポーツでも「この素敵な人がやっているスポーツはなんなんだろう?」っていう興味から始まるだろうし、そこで知ってもらうことで、応援に行って見よう!私もやってみよう!になるんだと。そして、そこにスポンサーが付いて、競技がどんどん発展していく。

アスリートは、プレーで魅了することはもちろんですが、ビジュアルの面やエンターテイメントとして魅せて行くということも重要なのかもしれません。『メイクが役立ち、スポーツ界が少しでも変わっていけば良い』というのが私の夢・目標でもあるんです。これからのメイクレッスンの連載がそのひとつになれば嬉しいですね!(終)

次回からは、いよいよ実践メイクレッスンがスタート!お楽しみに!

(プロフィール) 亜耶バネッサ(あや・ばねっさ)
1986年5月14日生まれ、兵庫県出身。5歳から空手を始め、全国大会、世界大会で型の部、組手の部ともに優勝をかさね、その後、ラグビー女子日本代表候補になるなど、アスリートとして活躍。現在は、パーソナルメイク、メイクセミナーの講師、美しい姿勢を指導する適正姿勢指導士、女性の魅力を最大限に引き出すトータルビューティーアドバイザーとして活躍している。亜耶バネッサオフィシャルHP
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