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2017年3月7日13時35分

「アスリートを担当していない部署だからこそできる様々な種類の仕事。企業の課題をスポーツで解決していく楽しさがあります」スポーツマネジメント業 田中智子さん(後編)

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知りたい!就きたい!スポーツの仕事現場連載9回目
~スポーツマネジメント業編パート2~
2016年の新卒で『スポーツビズ』に採用された田中智子さんに話を聞いた
2020東京五輪に向け「スポーツ業界で働きたい!」と思っている学生や転職を希望している人が多くなる中、どんな職種があるの?どんなスキルが必要なのか?など分からないことが数あり、仕事の実際を知ることが意思決定には重要となる。そこで、スポーツを仕事としている人にインタビューし、仕事の“あれこれ”を聞いた。

スポーツの仕事、田中智子さんの前編はこちらから!

取材・文/太田弘樹
会話の中から生まれてくる新たな仕事
マーケティングの仕事として「横浜ベイクォーターランニングクラブ」の事務局を運営。参加者の募集、当日の受付や保険の手続きなど、様々な業務を行う
2016年4月に入社した田中智子さん。配属されたのは『第3スポーツ事業部』というところ。ここは、企業に対してスポーツで課題を解決していく部署。例えば商品を売りたい、宣伝したいと思っている企業に対して、現在の市場を見極めて『スポーツ選手を活用し、広告をうつのか、イベントをするのか』など、様々なコンテンツの中で、何が最適なのかを考え、提案し実施していく。具体的には、どのような仕事をしているのだろうか。

「大きく分けると、企業の『プロモーション』と『マーケティング』です。プロモーションのほうは、企業の製品をPRするためのモノを作る仕事です。例えば、メーカーの予算のもと、カタログやパンフレットを作成しています。まずイメージ案を提出し、方向性が決定すれば、カメラマンやモデル、撮影場所などを手配し、撮影を行います。それを元にデザイナーに作成してもらい、完成させます。そして『マーケティング』では、以前から関わりのある企業や新規企業に営業に行きます。その中で話をしていると、様々な課題があるということが分かるんです。「商品のイメージキャラクターを探している」や「商品の販売促進を目的としたセミナーを行いたい」とか、企業が課題に思っているところを、スポーツで解決するためにはどうすればいいのか、それを考え、形にしていく仕事です」

現在は、上司の指示を受けながら仕事しているが、4月からは本格的に、スポーツブランドのカタログ作成や企業マーケティングを任せられるという。
自身のスポーツ経験+他競技の知識も必要
メーカーの予算のもと、カタログやパンフレットを作成。校正作業もしっかりと行い誤植などがないか確認する
実際、1年間スポーツマネジメント会社で働いてみて、どのような想いがあるのだろうか。

「スポーツビジネスを勉強していなかったので、業界のことは全く分かりませんでした…。どうやってお金が回っているのか、スポーツのどこに価値があって、お金が生み出されているんだろうとか。しかし仕事の中で、そして先輩方の話を聞きながら、ある程度理解できるようになりました。今は、仕事が面白いです! 別の部署はアスリートのマネジメントをしていて、その選手を中心としたコンテンツ作りを行っていますが、私の部署は選手をもってない分、色々な種類の仕事があります。どんなことを提案すれば、クライアントの課題を解決できるのか、それを見つけていく楽しさがあります」

最後に、社会人1年目だからこそスポーツビジネスで働きたいと思っている大学生に向けて、どのような経験が必要なのかを聞いた。

「このような職業に興味のある人は、スポーツ経験者が多いと思います。私もずっとバドミントンをしていたし、大学ではスポーツの勉強をしていたので、自分はスポーツが好きで、分かっているつもりでいたんです…。でも実際、他競技やスポーツビジネスの知識は少なく、野球やサッカーなど、メジャーなスポーツのことにも知らないことが多くあり、なぜ今までもっと勉強してこなかったのだろうと後悔しました。スポーツ業界で仕事をする以上、様々な分野の知識を求められることばかりです。新聞を読んだり、実際に観戦して現地の状況を見るなど、話しのネタを多く持つことが大切だと思います」

※データは2017年3月1日時点
スポーツビズでは新卒採用を募集中。詳しくは下記より!
マイナビ2018
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