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2016年8月24日18時00分

アスリートと支援者を繋ぐAmazonが行うスポーツ振興の取り組み【前編】

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アスリートがほしいアイテムを、Amazonを通じて支援する。2014年からスタートしたこの取り組み、通常のクラウドファンディングとは異なり、独自のシステムを利用した支援。スポーツ振興の取り組みを聞いた。
1人の社員のアイデアと過去の経験を生かした新たな支援
アスリートが日々の練習や遠征時に必要としている商品を送ることで支援する、「アスリート応援プロジェクト 」。きっかけは、年に1度行われるイノベーションサミットだった。

「年に1回、社員が新しいアイデアを自由に出し合うイノベーションサミットというイベントを行っています。その イベントで出されたアイデアがこの『アスリート応援プロジェクト 』です。東日本大震災が起こった際に、被災者の方々がAmazonの「ほしい物リスト」をご利用いただき、お客様が被災者の方々を支援するというプロジェクトを実施したのですが、同じ仕組みでアスリートを支援することはできないだろうか、という想いからアイデアが生まれ、2014年10月に実現しました。立ち上げの際には、アスリートや競技スポーツ関係団体にプロジェクトへの登録を依頼したのですが、現在はすべてアスリートの方々からの直接お問い合わせいただき、参加される選手や団体が増えています」

登録の条件は?

「競技スポーツであることがまずは大前提です。そして、世界レベルの大会で入賞を目指している方であれば、どなたでも参加可能です。実際に過去の入賞経験等が必要ということではなく、入賞を目指していることを条件にしています。個人だけでなく、チームでの参加も受け付けていますし、未成年の場合でも保護者の方の許可があれば登録可能です。登録フォームからお問い合わせいただければ、Amazonから必要事項の確認のため、電話やメールでご連絡をさせていただきます。登録後に必要となるのは、ご自身のプロフィールや写真など競技への取り組みを理解してもらうための情報です。そして、日々こんな競技大会に出ている、結果はどうだったかなど、進捗情報をアップデートするために、ご連絡いただくことをお願いしています。支援したお客様にとっても、応援しているアスリートの成績や近況がわかるのは、とても嬉しいことだと思っています。」

誰が支援を行ってくれたのか、その判断は支援者に一任

「お客様がだれに何を支援したのかというデータは把握していません。ただし、支援する際、お客様はご自身の情報をアスリートに通知するかしないかは選択可能です。通知した場合には、アスリートからお礼の手紙や、写真が届いたりすることもあるそうです。実は私も個人的に支援をしたことがあるのですが、お手紙と写真をいただき、とても嬉しくさらに応援したい気持ちが湧いて来ました」
支援者を増やし、スポーツへの興味をより広げていく
現在、25の選手・チームが参加している「アスリート応援プロジェクト」。2020年までの継続が予定される中、Amazonが考えるスポーツへの取り組みとは?

「アスリート応援プロジェクトを、これからもっと大きくしていきたいと思っていますが、登録いただくアスリートの方だけでなく、支援するお客様をもっと増やしていくことで活性化を図ることが大切だと感じています。さまざまな媒体での露出やSNSの活用によりアスリートをみんなで支えていくことをもっと広めていきたいと思っています。アスリートを支援することで、そのスポーツに興味がわき、スポーツを応援する楽しみを味わっていただき、そこから他のスポーツやアスリート支援にもっと興味を広げていただけたら嬉しいですね」

トップアスリート向けだけでなく、スポーツ振興のためにも、続々とサービスが誕生している。

「『アスリート応援プロジェクト』の他に、もうひとつの軸としてAmazonではスポーツ振興の観点でスポーツ人口をもっと増やしていくための取り組みも行っています。「初心者向けストア」をサイト上に作り、スポーツ用品を扱うストアで単純に商品を売るだけでなく、そのスポーツを始めるために何が必要か、どう使用するのかを簡単に分かりやすく説明しています。また、「初心者向けストア」だけでなく、「メンテナンスストア」では、メンテナンスの仕方の情報提供にも取り組んでおり、野球グローブやスキー版・スノーボード、自転車等のメンテナンスガイドを提供しています。購入するだけでなく、情報収集の場としてAmazonをご利用いただいているお客様も多いので、スポーツに興味を持ち、スポーツをはじめるきっかけになれば良いなと思っています。Amazonでは2億種類を超える商品を取り扱っていますが、商品を使うための情報もあわせてご提供し、さらに品揃えを拡大していきたいと考えています」

トップを目指すアスリートから、スポーツ初心者まで、2020年に向けて, ならではの方法で支援・振興を続けているAmazon。後編では、実際に「アスリート応援プロジェクト 」を利用しているアスリート、宮地藤雄選手にお話を伺った。

取材・文/bowl company
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