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2016年5月31日18時00分

亜耶バネッサのキャリアアップ・結婚・出産・子育て体験記Vol.4【就職、そして退職。 やっぱり私は人をキレイにしたい!】

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現在、女性の魅力を最大限に引き出すトータルビューティーアドバイザーとして活躍している亜耶バネッサさん。今回はそんな彼女が就職し、そして退職する中で発見した自分自身の「思い」について語ってもらいます。

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―ブライダル関連への就職―
前回、就職した時の事を少しお話をさせていただきましたが、今回は少し詳しくお話しさせてください。大学の卒業が迫ってきた頃、周りの同級生たちは就職活動し、内定をもらい、将来について現実的な未来を描いていました。一方、私はというと芸能活動を続けようと思っていたこともあり、ちゃんと将来を見据えてはいなかったので「一度は就職して社会人を経験してみよう」という気持ちで就職活動を始めました。

化粧品関連とブライダル関連の2業種を受け、最終面接では私の「(根拠はありませんが)こうしたい!」という漠然とした思いをどちらの業種にもぶつけました。結果、化粧品関連は落ちましたがブライダル関連の会社は「その思いを活かしていこう!」と即座にいっていただきました。そして「ここなら私らしく働ける場所」と就職を決めました。

人をキレイにすることが大好きで、「結婚式」という人生の大切な一日に携わる事が出来るなんて、とても素敵なお仕事でワクワクしていましたし、その会社の社長をはじめ、みなさんが愛と情熱に溢れる方達でした。
―入社後のギャップに悩む日々―
入社後、ウェディングプランナーとして関西の配属になります。プランナーの仕事内容は華やかなイメージがあると思いますが、実は結婚式の進行や演出、アイテムなどの提案、招待状の手配など、いわゆる結婚式をどのように円滑に運営するかといった大事な事務的作業がメインです。

入社して、これからという時なのに、早速もやもやした感情が出てきてしまいます。そして自分自身のある“思い”に気付いてしまうんです。

結婚式当日の花嫁さんを見るたびに「私ならもっとこうやってメイクしてあげたけどな……ヘアスタイルもこうすればもっとキレイになるのにな……」と思うようになり、「私は人をキレイにする仕事がしたいのに、なんでキレイにする側じゃないんだろう」とヘアメイクへの“思い”が強くなっていきました。

そして入社後3カ月で「メイクのお仕事をしたくて辞めたいです」「どうしても、花嫁さんをキレイにする側に立ちたいんです」といってしまいました。上司の方からも『まだ始まったばかり、辞めるのは早い』と言われ何度も説得されましたが、実質半年で退職してしまいます。結局、会社に何も貢献出来ずに辞めたので、もちろん周りから沢山怒られ、飽きられもしましたよ(笑)
―メイクスクールからプロの仕事へ―
モデル時代に山口啓さん(写真中央)にメイクをしてもらい感動。それがきっかけで彼のメイクスクールへ通うことになる
会社を辞めようと決めた瞬間から、自分の心と身体は次の準備を始めていました。大学時代モデルのお仕事で出会ったメイクアップアーティスト山口啓さんのメイク技術に凄く感動したことを思い出し、彼のスクール『Be-staff』東京校に通おう!と決めました。

「花嫁さんをもっとキレイにしてあげられるのは私」「悔しい……」「芸能人とかモデルではなく、メイクの悩みを持つ一般の女性の『美』のお手伝いがしたい」そんな技術を学べるがBe-staffだと思ったので、会社を辞める日よりも前に、スクールへの入学も東京で住む家も決めた状態でした(笑)

「そんな中途半端な人は何をしてもダメだ」と先輩に怒られました。(今思うといわれて当然ですね)しかし、その時は本当に悔しくてたまらなかったです!社長に電話してドキドキしながら辞めることを伝えたら「そうか!いつでも戻って来てね。応援しているよ!」と言っていただけたのはびっくりでした。

みなさんの言葉があったからこそ“結果を出さなきゃ”と思えましたし、いつかメイクのプロとしてまたこの会社と一緒にお仕事が出来たらいいなあとも思えました。

メイクスクールを卒業して、最初のブライダルの仕事をした時は今でも忘れられません。もう一人のメイクさんについて結婚式のヘアメイクに入ったんですが、違う形でブライダルに、プロとして戻ってきた感動と興奮がありましたね。

その後、何年か前にブライダルのイベントの特別ゲストとして「花嫁さんへのメイクワンポイントアドバイス」としてセミナーをしたとき、以前いた会社の先輩や同期と再会しました。ドキドキしましたが「メイクアップアーティストとして活躍しているんだね!」といってもらえて、心の中で感動して泣きそうでした。あの時、本気で頑張って良かったと今でも思っています!
会社を退社しメイクスクールへ。人をキレイにしたいという想いが強かった。
プロフィール
亜耶バネッサ(あや・ばねっさ)
1986年5月14日生まれ、兵庫県出身。5歳から空手を始め、全国大会、世界大会で型の部、組手の部ともに優勝を重ね、その後、ラグビー女子日本代表候補になるなどアスリートとして活躍。現在は、パーソナルメイク、メイクセミナーの講師、美しい姿勢を指導する適正姿勢指導士として、女性の魅力を最大限に引き出すトータルビューティーアドバイザーとして活動している。また、ブライダルメイク、撮影現場でのヘアメイクアップアーティストとしても活躍。HP:亜耶バネッサオフィシャルブログ

撮影協力:LADIANCE&Co.
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